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就学ビザ申請~イタリア大使館へ

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今回僕は東海道新幹線を使って品川で山手線に乗り換え
JR田町駅から徒歩でイタリア大使館へ向かいました。
他にも幾つかの最寄り駅があるのですが
そこは個人個人どこから行くのかによって降り立つ駅も違うと思います。

JR田町駅からは僕の短い足でも徒歩10分位でイタリア大使館に到着しました。
さて問題は申請時に伺うべき入り口なのですが
イタリア大使館には幾つかの立派な門がありまして田町方面から向かった場合は
上の写真の立派な門が一番最初に目に付くかと思われます。
幾つかのサイトでもイタリア大使館の写真ではこの門が紹介されていたりもするのですが
実はこの立派な門は”大使公邸”の門なのです。
そんな事は知りもせず、早めに到着して事前に確認しておきたかった僕は
てっきりこの門が申請時に使われている門だと思い込みました。
そして近くのコーヒーショップで時間を潰してから再度この門の前まで来て
定刻の9:30を周っている事を確認してから迷わず呼び出しブザーを鳴らしました。
「ブブーっ!!」「・・・・・・。」(あれれ・・・。)
「ブブーっ!!」「・・・・・・。」(ん?えっ!?まさか今日は休みなのかぁ!!?)
門柱に備え付けられている防犯カメラに向かって"ニコっ!!"してみたりもしたのですが
全く反応がありませんでした。
ちょっと焦りだした僕は、何気に石垣の壁伝いを覗き込んでみると
ずっと向こうの方で何人かの人が並んで待っていたのです。
そうなんです。。。並んでいらっしゃった方々からは
僕のマヌケな行いが全て丸見えだったと思われ
それはそれは赤面の思いをしながら僕もその列の最後尾に並び直しました。
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こちらがビザ申請時に使用されている通用門です。
赤羽橋方面から来られる方々にとっては
こちらの門の方が大使公邸の通用門よりも近い位置にあります。
これから申請に行かれる方がもしもいらっしゃったら
大使館には幾つかの通用門があってどれも立派な門構えである事を
先に知っておくと僕の様なマヌケな行いにはならずに済むかと思われます。
ってかリサーチ不足ですよね、完全に僕は。。。

さて本題の就学ビザ申請の方に話は進みます。
この通用門のブザーを押すと、中から守衛さんの確認の声が聞こえてきますので
ビザ申請に伺った事を伝えてください。
すぐに中から開錠して門を通してくれますから。
そして直ぐに守衛さんがいらっしゃる入り口が見えてきますので
そこでもう一度用件を丁寧に伝えてください。
セキリティー上の危険物の持込などが無い事を確認されて
持ってきたパスポートをチェックして頂くと直ぐに中へ通してもらえます。
ちなみにとても優しい感じの守衛さんですので、ここで緊張するような事はありませんでした。
そして中に入室するとガラス張りの窓口が三つありますので
手前のカウンターに備わっている番号札を各自必ず取ってから、番号が呼ばれるのを待ちましょう。
そして番号が呼ばれたら就学ビザの申請に伺った事を担当の方に伝えて
用意した書類をすべて小さな窓口から渡します。そこから申請受付のスタートになります。

今回僕が実際に用意して提出した書類の内容は全部で
①パスポートと見開きで顔写真のページのコピーと本人記載欄のコピー。
②パスポート用と同じサイズの顔写真が貼ってるシュンゲンビザ申請書。
③留学先の就学許可証とそのコピー。
④留学先に事前に収めてある費用の領収書とそのコピー。
⑤留学先が政府公認校である事を証明する書類とそのコピー。
⑥イタリアの滞在先を証明できる書類とそのコピー。
⑦滞在期間の生活費を保証できる金額が明示されている銀行通帳とそのコピー。
⑧滞在期間をすべてカバーできる海外旅行傷害保険(留学用)の証書とそのコピー。
⑨住民票とそのコピー。

以上の9点でした。
ちなみに提出する書類の内容は、各個人個人で若干違ってくる部分もありますので
必ず事前に管轄の大使館や領事館の方に必ず確認して下さい。
ここに書いてある内容は、あくまでも僕個人の申請内容に基く内容なので
みんなが同じ内容の提出書類を求められる訳では決してありませんので
どうぞご理解してください。
ほんの一例として参考にして頂ければ幸いです。

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今回僕の場合は、申請時にまだ日本で就労中だったこともあり
②の申請書内に記載する現在の就労先の会社名、連絡先をローマ字で記載したところに
"英語かイタリア語で退職予定日を付け加えて記入”する様に言われました。
退職という言葉をイタリア語なら「2010.02.28 Dimissione」とか
英語だったら「2010.02.28 Resignation」みたいな感じで追記しておくと
その場で焦る事も無いと思われます。
僕は内心かなり焦りましたが、思い浮かぶ単語を二つ並べて
「2010.02.28 Job Out」と書き込みました。(爆)
しかしながらこれで記載内容を認めて頂けたので、申請時にまだ就労中だった場合には
留学前の退職日や休職日みたいな内容を相手に分かり易く記載してあればOKだと言う事です。
あとは記入内容に不備は無く、確認程度に記載内容を問い質されてビザ発行時の交換券を渡してもらえました。

今回は就学ビザ申請に於ける色々な情報をネットで事前に調べていたのですが
実際に大使館に伺った際の感想は受付の方も守衛さんも、
皆さんとても丁寧で親切な対応をされている方々ばかりでした。
求められている書類の内容がちゃんとした内容であれば
申請もスムーズに済ませて来れるんだと思いました。
もしもこれから先にイタリア留学の予定があって、ビザ申請の情報をお探しの方がいらっしゃったら、
この記事を少しでも参考にして頂けたら幸いです。
大使館の方々だって決して行かせたくないと思い厳しいチェックをしている訳ではないので
しっかりと事前の準備しておく事をお勧め致します。
by yusukerino | 2010-02-17 20:13 | 出発準備(Preparazioni)


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